理事長メッセージ |
未来につながる僕らの地域 |
未来にどういうビジョンをもっていますか? |
みんな、漠然とした希望と不安をもっているのではないでしょうか? 混沌としている現在、未来が見えにくくなっています。 だからこそ、多くの先人がそうだったように、 積極的な選択と行動で、道を切り開いていくことが必要です。 目標を掲げ、希望にむかって邁進する人が求められています。 事実、24年度のコトバノチカラプロジェクトにお願いした講師の方々は、 学生時代に進むべき道を見つけ、行動しています。 私たち、「北いわて未来ラボ」は小さなNPO組織ではあるけれど、 自分たちが生まれ育ち住んでいる地域を、大震災から復旧を果たし、 そして子供達が、未来を描ける地域にするための活動を展開していきます。 あの大震災から2年、久慈地域は、NHKの「あまちゃん」の放送開始、 インフラ整備に伴う復興需要等から、一部活気が見え始めています。 これを一過性のものにしないための活動をしていかなければなりません。 また一方で、漁業をはじめとした生業の再建、原発事故の影響による風評被害の克服、 大震災以前より課題であった、人口減少に伴う過疎化、雇用確保、教育環境といった、 日本中の地方が抱えている問題を、ビジョンを示して解決していかなければなりません。 行政、企業ではない、私たちだからできる活動として、 今年も「コトバノチカラプロジェクト」「ドコモモバイルプロジェクト(仮称)」を はじめとした各種活動を行います。 私たちの住む地域を、希望あふれる未来につながる地域にしていくために、 小規模事業からはじまる起業家の育成、高校生のみならず小中学生や社会人を対象とした 人材育成事業の幅広い展開、地域産品のマーケット拡大に向けた活動、 地域の魅力を再発見・コンテンツ化することによる交流人口拡大への取組などなど、 やりたいことはたくさんあります。 いくつできるかは、まだまだわからないけれど、活動がチカラになり、活気がうまれ、 雇用の場が拡大し、希望する若い世代が地元に残れる地域になり、 そして30年後の未来、npo立ち上げメンバーが70才のときに、 「あのときやって良かった」と言える活動をしていきたいと考えています。 私たち「北いわて未来ラボ」がコーディネーターとなり、 また、プレイヤーとして活動していき、数多くの実践を通じながら、 一つでも多くカタチとして創り上げることができるよう、今年度も活動していきます。 「未来につながる僕らの地域」を次世代に託すために。 |
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特定非営利活動法人 北いわて未来ラボ |
理事長 |
1971年 久慈市生まれ、久慈高校卒業まで久慈市で育つ。 |